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猩猩のはな歌・つぶやき


by xingxingsing
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無事帰還

海抜3300メートルより、無事帰ってきました。

無事帰還_f0128239_122419.jpg

# by xingxingsing | 2008-02-25 23:11

はは上京

1月末には母が上京してくれました。

本当は東北地方へ行こうと思ったのですが、マイナス30度の極寒地にわざわざ母親を連れて行くのはどうかと思うよ、と友人にアドバイスされて、行ってみたかった西安へ。

そしたら・・・飛行機に乗っていった昔の京・西安は、50年ぶりといわれる大雪!

しかも、その寒さといったら、道路が凍結してしまう雪と、モンゴルから吹き付ける風が、骨まで差すような寒さ。しかも、兵馬傭や始皇帝の墓など、見所はみんな大きくて外だし・・。涙

そんな中、母は何を見ても感動し、喜んでくれました。寒さも、私よりずっと強い(といっていただけかもしれないけど)し。まだまだ甘いなぁ、と心から反省。
つい、親だと子供に戻って甘えちゃうんですよね。

ホテルはR男の按排してくれた五つ星ホテルのソフィテルにて休息。

戻ったぺきん周辺では、天津へ日帰り旅行に行ったり、ブロードウェイミュージカルの『キャッツ』を鑑賞したり、IKEAで買い物したり、私の好きな冬の胡同を散策したり。

そして何より、母が一人で「子供のおつかい」ならぬ、「オトナのおつかい」よろしく、言葉の通じぬスーパーや商店で一人値段を交渉しつつ買い物をしてきたこと。私はいつも、だまされるんじゃないか、守らなきゃ、と長女のプロテクト精神で、ついついぴりぴりしちゃうんだけど、母は頼もしく、笑顔で相手と交流し、無事帰還。あえて防御しないことが最大の防御なのかも、とまた反省させられる私でした。

盛りだくさんの1週間でした。

photo:毎日日の出とともに行われる昇旗式。この日は、7:38AMでした。
べいじん市気象局で、翌日の昇旗式・降旗式の時間を調べることができます!)
はは上京_f0128239_16515433.jpg

# by xingxingsing | 2008-01-30 16:04

ぐおじんじん

オリンピックもあと200日をきりましたね。
マスコットが街のあちこちに出没して、巷をにぎわせています。

国中が注目の選手といえば、陸上ハードルの劉翔(liu xiang)、そして水泳飛び込みの郭晶晶(guo jing jing)。実は去年大学の計算機(コンピュータ)の先生に似てる、といわれて以来なんとなく気になってはいたのですが(セクシーアスリートにはちょっと程遠いんですけど・・・。###)、最近テレビや広告によく出てくるのと、劉翔似の友達もいたりして(か○み君じゃないよ。笑)、この二人がちょっと地味なマイブームです。

空港で母を待ってたとき、おおきなスクリーンの半分は、劉翔を起用した国産コンピュータのコマーシャルで、もう半分は郭晶晶を起用した東芝のラップトップのコマーシャル。町に一歩出れば、各種広告で劉翔の顔を拝まない日はないくらい。(劉翔の方が比較的多い気がする。)

ぐおじんじん_f0128239_192932.jpgコカ○ーラの広告の最新版は、春節編で、アスリートの劉翔が「今年は春節に帰れないよ・・。」と、心待ちにしているお母さんに告げる。でもって、「残念ねぇ。じゃぁどうしましょう。」って嘆くところ。
日本でも盆暮れ正月にありがちな光景ですね。

で、なんだかよくわからないけど、新年の準備をしていた母親をはじめ女性たちが、ファンキーなバイクに乗って彼らを訪れて春節を過ごす、と。


ぐおじんじん_f0128239_1213026.jpg

これは撮影のひととき?



動画に興味のある人はこちらからどうぞ~。
# by xingxingsing | 2008-01-22 16:59

スキー@漁陽

この週はお仕事したので、金曜のこの日は友人に誘われて、ぺきん市街から東北へ100キロほど行ったところにある漁陽国際スキー場へ。ぺきんで2回目のスキー体験です。

ぺきんの郊外には、10つ前後のスキー場があるものの、ほとんどみんな人工雪。しかも、スキー場ができ始めたのも、ここ15年ちょっとくらいのことらしい。話には、ほとんど滑る斜面はないとのこと。それでも外の空気は気持ちいいし、ちょっとでもすべれればいいかな、と行ってみた。

日壇スタッフのジャンチがオフシーズンということで向こうで働いているので、団体料金で入れてもらう。スキー場に知り合いがいたり、知り合いでなくても事前に予約すれば、割引料金で入れる仕組みみたい。レンタルスキー(十分満足)一式、リフト一日券で80元!(約1200円)安い!さらに、上に行くことができる「上級者パス」なんてもらって、首からさげちゃったりして、ちょっとはずかしいやらなんやら。

このスキー場、国際なんて名前がついていて、外からみると立派な建物に囲まれているものの、山の中腹から下は全部初級者用斜面で、広い幅の斜面にリフトやロープが並列して3つ並んでるようなデザイン。

唯一このスキー場で傾斜と長さのあるものは、4人乗りリフトでのぼった頂上から。初めての経験で面白かったのが、スキー場の斜面だけが人工雪で覆われているので、リフトからみる景色は全部茶色の枯れ木と岩肌だけ。広大な茶色の景色にぽつんとスキー姿の自分が乗ってるのは、きつねにつままれたみたいでなんとも奇怪な感じ。

乗ること15分、頂上はほとんど貸しきり状態。
雪は人工とはいえ、気温が低いのと慣らしているのでさらさら。積もりはしないものの、パウダー状態。モーグルなどもなく、視界も抜群で、1.6キロを一気に滑り降りること2分。
きもちいい~!!!途中で休んだり、足元をとらわれたりしなくてよくて、視界は抜群で、傾斜もチャレンジングではないもののまぁまぁ満足!

問題は、これしか斜面がないので、何回か滑ったらもういいかな、という感じ。
平日だったし、スキーがポピュラーになってきたのも最近のことなので、あんまりうまい人たちもいなくて、スキー場で一気に「日本の雪深いところからきた30年以上のスキーの高手(うまい人)?」になってしまい、どよどよどよ、と注目を浴びたむすがゆい一日でした。
(普段、ほめられることも、注目浴びることもほとんどないからなぁ・・。苦笑)
# by xingxingsing | 2008-01-18 16:02

@密雲

@密雲_f0128239_11401129.jpg


今年最初のアイスクライミング@密雲。
密雲はぺきんの郊外北東に位置し、町から車で1時間~1時間半、ちゅうごく登山協会の人たちと一緒に。

1ヶ月ちょっと、陽朔で一緒にクライミングをさせてもらった人たち。
彼らは高級登山ガイド養成班(2年)の1期生で、国が、国際水準の登山ガイドを養成しようと、初めて開いたコースに参加している精鋭8人。四川や貴州、新疆、チベットなどちゅうごく全土から集まっていて、その中には漢族の他に、少数民族のウイグル族や、チベット族の人たちがいる。安全を第一にクライミング、アイスクライミング、レスキュー、雪山登山、救助法など、あらゆる方面から学び、日々訓練に励んでいる。現在は1年半が過ぎたところ。

この日のパートナー兼ガイド(?)は、ウイグル族のディリ。安全方面に関する知識と実質では、一番頼れる人。

必要な道具は、クライミングと同じように、ハーネス、ATC、ヘルメット(+帽子)、そして手袋。

そして、登山靴と、高登山靴につけるアイゼン(スパイク状のもの)、アイスアックス(手に持つ「カマ」のようなもの)。これらは一式貸してもらいました。ちなみに今は高山靴もハイキングブーツのように軽いものが主流ですが、昔はこんなスキーブーツみたいなものだったらしいです。
@密雲_f0128239_11545981.jpg


壁はかちかちの氷で覆われているものの、上からちょろ水を流しているのとまだ一番寒い時期ではないので、ところどころみぞれ状態もあり。

雪国育ちの私は、雪や氷に多少ながら恐怖感があるものの、ディリによると、そのほうがつかみがよくて却って登りやすいということ。そして、登攀時の注意点、安全な登り方を指導してもらい、まずはディリのリードでセットしたトップロープで登攀。

身の程知らずを承知でで言わせてもらえば、自分の手と足だけで登るフリークライミングと、道具を使ってしっかり登るアイスクライミングとでは、後者の方が取り掛かりやすい感覚。

ウォーミングアップで何本か登ったあとで、じゃぁ、ということで特別レッスン。

まずは、普通二本使うところを一本のアックスと両足のアイゼンで登る。で、次はアックスなしでアイゼンだけを頼りに登る。次に、二本のアックスと片方のアイゼンだけで登り、最後に二本のアックスだけを頼りに、アイゼンなしで登る。

次第に、頼る道具の効果的な力の入れ方や角度、使い方なんかがわかる仕組み。最初は力任せにがつがつ登っていたのが、もうちょっと氷と一体化して登れるような感じ。なるほどなーと感心。

次にリードで。

アイスクライミングのリードというのは、片手アックスで体勢を保ち、もう一つの手で氷にアイススクリューを打ち込みそこにクイックドローをセットして、安全確保しながら登る仕組み。
まずは、すでにクイックドローがセットしてあるルートを一本。

で、スクリューの打ち込み方、セットの仕方の基礎を下のほうで教えてもらい、反復練習。
時間があっという間に過ぎて、残念ながら今日はここまで。

最後に、奥にあるV3をトップロープで登る。

きちんとした人たちと一緒に登れてラッキーだなぁという感謝の気持ちと、久しぶりに会った友人たちとの楽しい時間と、ほどよい疲労感と、寒いところから暖かいところに帰ってほっとした気分で、ぐっすりよく眠れました。

photo by duoji 私のカメラは陽朔からかえって以来冬眠中・・。とほ。

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# by xingxingsing | 2008-01-10 11:17