6178.6mへ@青海・玉珠峰(1:西寧)
2008年 04月 27日
午前2時にやっとパッキングが終了。5:30に目覚ましで起きて出発の支度をしていると、数分後に海抜5761mのキャンプ1からウェークアップ・コール。
縁あって参加することにした、中国北西部、青海省にある玉珠峰登山。
5月1日・労働節の祝日にあわせて、青海登山協会が主催した『五・一登山節(5月1日労働節・登山祭)』には、中国全土から、約40人弱の愛好者が参加。参加者は、初心者から経験者までいろいろだ。
8:20AMの国内線飛行機に乗るのに、6時半前(空港までは30分弱)には出なくちゃいけない。最近のいろいろで、荷物検査が厳しくなっているからだ。
7:00AM 空港に到着。国航(エアチャイナ)の発着は、新しくできたターミナル3。オリンピックに向けて整備されたなんとも豪華できらびやかなデザイン。赤と金で統一されている。余裕のあるこの朝、しばらくは飲めないだろう大杯ラテで朝食。
荷物をチェックインすること、19.8キロ。オーバーサイズのチェックイン荷物は、カウンターで伝票シールを張ってもらった後、自分で別の特別カウンターにもっていかなくてはいけない。いちいち、よいしょっと掛け声をかけている私をみて、後ろの現地人が、「我来吧(手伝いましょう)。」と、手伝ってくれる。
空港にいる、裕福だと思われるこの国の人たちは、なんとなくうきうきしていて、オリンピックのために外国客に何かできることはないか、と心の余裕が見られる。
それにしても、ちゅうごくって、アメリカに似てるなぁ、と思うことが多々ある。
広い国土、活用されていない土地の多さ、ダイナミックな自然環境、そんな都市間を結ぶ市民の一般交通手段である空路。飛行機が特別な乗り物だと思っていた私が、初めてのアメリカ国内線で、そのなんともなさにびっくりさせられた当時の感覚を思い出す。
北京から西へ約1600km、その間の風景は本当にダイナミックだ。
搭乗時間2時間10分、青海省省都の西寧へ到着。
???不思議な感覚。
何でだろう。
チベット語が目に飛び込んでくるからだけじゃない。
クライミングの世界大会が行われるこの青海省だが、荒涼とした土地が占める北西部のこの都市は、発展がまだまだ遅れをとっていて、飛行機の発着も極端に少ない。荷物が出てくるコンベアも2つ。(起動中なのは一つ。一つは単なる予備か?)
そして、声をかけてくる(違法・合法)タクシーの運転手がいない。発着数が少ない上に乗客も少ないから、商売も割が合わないんだろうな。
おかげさまで誰にも邪魔されることなく到着ゲートをくぐる。
しかし物事には二面性があるわけで、逆に町へ向かうタクシーも少ない。空港リムジンバスも飛行機発着時刻にあわせてしか出発しないから、次は何時間も後になる。
危うく乗り遅れそうになりながら、バスへ向かって走っていくと、ちょっと動悸が。あれ?もしかしてここって高原?後で調べてみると、西寧の海抜はすでに2275m、越後三山の頂上より高い。(八海山・1779m、中の岳・2085m、越後駒ヶ岳・2003m)
快適な大型バスで、町の中心までは約40分~1時間、22元(約300円)。整備された高速でらくらく。
登山協会の張さんに、回族(ムスリム)料理をご馳走になり、夜発の切符を手配していただき、夕方、青海省で2番目に大きいといわれる格尓木(ガラム/ゴルムダ)へ向かう。(その2へ)
おまけ:西寧の風景
縁あって参加することにした、中国北西部、青海省にある玉珠峰登山。
5月1日・労働節の祝日にあわせて、青海登山協会が主催した『五・一登山節(5月1日労働節・登山祭)』には、中国全土から、約40人弱の愛好者が参加。参加者は、初心者から経験者までいろいろだ。
8:20AMの国内線飛行機に乗るのに、6時半前(空港までは30分弱)には出なくちゃいけない。最近のいろいろで、荷物検査が厳しくなっているからだ。
7:00AM 空港に到着。国航(エアチャイナ)の発着は、新しくできたターミナル3。オリンピックに向けて整備されたなんとも豪華できらびやかなデザイン。赤と金で統一されている。余裕のあるこの朝、しばらくは飲めないだろう大杯ラテで朝食。
荷物をチェックインすること、19.8キロ。オーバーサイズのチェックイン荷物は、カウンターで伝票シールを張ってもらった後、自分で別の特別カウンターにもっていかなくてはいけない。いちいち、よいしょっと掛け声をかけている私をみて、後ろの現地人が、「我来吧(手伝いましょう)。」と、手伝ってくれる。
空港にいる、裕福だと思われるこの国の人たちは、なんとなくうきうきしていて、オリンピックのために外国客に何かできることはないか、と心の余裕が見られる。
それにしても、ちゅうごくって、アメリカに似てるなぁ、と思うことが多々ある。
広い国土、活用されていない土地の多さ、ダイナミックな自然環境、そんな都市間を結ぶ市民の一般交通手段である空路。飛行機が特別な乗り物だと思っていた私が、初めてのアメリカ国内線で、そのなんともなさにびっくりさせられた当時の感覚を思い出す。
北京から西へ約1600km、その間の風景は本当にダイナミックだ。
搭乗時間2時間10分、青海省省都の西寧へ到着。
???不思議な感覚。
何でだろう。
チベット語が目に飛び込んでくるからだけじゃない。
クライミングの世界大会が行われるこの青海省だが、荒涼とした土地が占める北西部のこの都市は、発展がまだまだ遅れをとっていて、飛行機の発着も極端に少ない。荷物が出てくるコンベアも2つ。(起動中なのは一つ。一つは単なる予備か?)
そして、声をかけてくる(違法・合法)タクシーの運転手がいない。発着数が少ない上に乗客も少ないから、商売も割が合わないんだろうな。
おかげさまで誰にも邪魔されることなく到着ゲートをくぐる。
しかし物事には二面性があるわけで、逆に町へ向かうタクシーも少ない。空港リムジンバスも飛行機発着時刻にあわせてしか出発しないから、次は何時間も後になる。
危うく乗り遅れそうになりながら、バスへ向かって走っていくと、ちょっと動悸が。あれ?もしかしてここって高原?後で調べてみると、西寧の海抜はすでに2275m、越後三山の頂上より高い。(八海山・1779m、中の岳・2085m、越後駒ヶ岳・2003m)
快適な大型バスで、町の中心までは約40分~1時間、22元(約300円)。整備された高速でらくらく。
登山協会の張さんに、回族(ムスリム)料理をご馳走になり、夜発の切符を手配していただき、夕方、青海省で2番目に大きいといわれる格尓木(ガラム/ゴルムダ)へ向かう。(その2へ)
おまけ:西寧の風景
by xingxingsing
| 2008-04-27 13:58